ストレス解消ストレッチ
- 2017/10/3
- ストレスについて
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自宅などでお金もかからず簡単にストレス解消できる方法としてストレッチがあります。ストレッチは特に必要な道具もなく、普段あまり運動をしない人でも簡単に始めることができます。今回はストレス解消に効果的といわれているストレッチについて正しいストレッチ方法から注意点などをご紹介していきます。
正しいストレッチ方法 | 長く続けることが重要 | なぜストレス解消になるのか | まとめ |
正しい方法でストレッチをしないとケガに繋がる
ストレッチの方法はいろいろとありますが、基本的にはどのようなストレッチでもストレス解消効果があります。しかし、正しい方法で行わないとより大きな効果を出すことが難しく、下手をするとケガに繋がります。ストレッチといってもその種類は様々なので、自分が行いやすいストレッチ方法をネットなどで調べて、正しいやり方を学びましょう。最近はユーチューブなどで「ストレッチ」と検索するとたくさんの動画が出てきますので、良さそうな動画を選んでみるもの1つです。無料動画の多くはダイエット中心のストレッチですが、そうであっても呼吸に注意を払うことでストレス解消に効果的なストレッチにもなりますので、そのようなものを参考にしながらストレッチ方法を学ぶのもおすすめです。
繰り返しになりますが、ストレッチをする際は正しい方法で行わないと、筋を痛めてしまったり、しっかりと体をほぐせなくなったりしてしまいます。ストレス解消のために行っているストレッチが、ストレスになってしまうようことがないようにしましょう。また、ストレッチをしていて痛みを感じる場合には、間違った方法で行っている可能性もあるので、できればストレッチをする前には正しい知識を身に付けてからおこなって欲しいと思います。
ストレッチを行うには、全身をいっぺんに伸ばそうとするのではなく、一部分をしっかりと伸ばし、体のそれぞれの個所を順番にストレッチしていきます。そして呼吸の仕方も大切です。息をはきながらゆっくりと体をたおしていくようにストレッチするとよいでしょう。またストレッチをおこなうのにトレーニング器具などを用いてストレッチを行う方法もありますが、ストレッチは基本的にはトレーニング器具などの道具は必要ありません。
ストレッチは長く続けることが重要
ストレッチはストレス解消効果があるとは言っても、1度行えば効果が出るというわけではありません。
毎日少しずつ続けて行うことで徐々に効果が現れてきて、ストレス解消に繋がると言われてます。体調が悪いときや体が痛いときはもちろん休息優先ですが、ストレッチは毎日続けることがとても重要です。ストレッチの1つの動作は2分から5分でできますので、最初のうちは1日2分だけでよいのでストレッチに興味を持たれた方は、ぜひ続けてください。1,2週間で体が軽くなるのが実感できると思います。
ストレッチは体をほぐすことが目的なのですが、同時にリラックス効果や代謝アップも期待できます。運動前に行うことでケガの防止にも繋がってくるので、会社や学校に行く前などの時間帯におこなうのも効果的です。食前のストレッチは空腹状態でエネルギー不足だからよくないとか、食後のストレッチは胃が食べ物を消化中なので、消化不良を起こす可能性などがありよくない、などいろいろ言われていますが、(一理ある点も大いにありますが)「このタイミングで必ずストレッチをしなければならない」のような義務感がでてきてしまうと、ストレスになり逆効果です。
ストレッチが習慣化した後なら、目的に合わせてさらに効果的な方法を研究するのは大賛成ですが、慣れるまでは、細かいことは気にしないでストレッチそのものを楽しくやっていただきたいものです。歯磨きや食事、睡眠や風呂と同じように、ストレッチを毎日の習慣にしてしまえば大変に感じることはなくなります。ストレッチは2分から5分程度の短い時間でもしっかりと体をほぐすことができますし、体を温めることもできます。またストレス解消やダイエットの効果も期待できるので毎日続けていきましょう。
なぜストレッチがストレス解消になるのか
ストレッチは運動をする前に体をほぐし、体を少し温めケガを予防するために行われることが多いです。そのためストレッチは準備運動として行うことが多いですが、ストレス解消にも効果的です。なぜストレッチをすることで、ストレス解消になるのかと疑問を抱く人もいるでしょう。それはストレッチと自律神経に関係があるからです。
ストレスを感じると、体がこわばって緊張状態になることが多いのですが、長くこのような状態が続くと、最終的には自律神経失調症のような重度の病気にかかることもあります。そこでストレスによってこわばった体をストレッチでほぐすことで、自律神経が緊張した状態を解除することができるのです。これによってストレス解消に繋がります。このときに重要となるのはリラックスした状態で行うことです。急いでストレッチを行ったり、体に力が入っている状態でストレッチを行ったりしても、緊張をほぐすことはできません。そうなるとストレス解消効果を期待できないので、リラックスをして行うことを意識しましょう。また体が気持ちよく伸びているとイメージしながらおこなうことで、よりストレス解消効果を期待することができます。
先ほど自律神経の緊張を解くことでストレスが解消されると解説しました。もう少しだけ詳しくお話しします。
そもそも自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経系があり、この2つは相反する作用があります。具体的には、緊張やストレスが高まると交感神経が活性化し、リラックスすると副交感神経が活性化するということです。つまり自律神経の緊張とは、交感神経が(副交感神経に対して)優位な状態であるという意味で、そのようなときは副交感神経を活性化させることで、ストレスが解消されるという意味です。
副交感神経を活性化させ、自律神経を整え、ストレスを解消させる効果的な方法の1つがストレッチなのです。ストレッチをすることで代謝がアップし、全身の血のめぐりが良くなります。血行が良くなるので肩こりや腰痛、冷えなどの機能改善や運動時のパフォーマンス向上にもつながります。
また、自律神経を整えてストレスを解消させる主な方法として、ストレッチ以外にも次のような方法が効果的です。
その1:睡眠時間をしっかりとる
その2:軽度に体を動かす
その3:ゆっくり気持ちを整える時間を作る
その4:自律神経を整えると言われている食材を摂取する
自律神経についてはこちらの記事もご参照ください。
まとめ
ストレッチは、強さは気持ちがいい程度にすることが重要です。肘や膝は関節部分なので、ストレッチをおこなう際には無理に伸ばすようなことはしないように心がけましょう。あと呼吸がとても大切です。呼吸のメカニズムの知識を得たうえで、ストレッチをしてほしいと思います。
・呼吸のメカニズム
吸う時と吐く時とでは、違う筋肉が使われます。呼吸は肺で行われますが、肺は積極的に呼吸を行いません。ですので、肺の下にある横隔膜という筋肉が肺の働きをサポートします。横隔膜が縮むことによって肺に酸素が取り込まれます。そして、縮んだ横隔膜が元の長さに戻ろうとすることで、肺にある二酸化炭素が吐き出されます。当サイトより引用:ココロを整える呼吸の質を、カラダをケアして高める
ストレッチが習慣化すると、ストレスに悩まされることが減少するだけでなく、ちょっとした体調変化に気づきやすくなり、病気の早期発見・早期治療につながる可能性があります。また、姿勢を正し代謝を上げる効果も期待できるため、ダイエットしたい方や健康寿命を長くしたいという方にもおすすめです。最初のうちは呼吸もゆっくりで問題ありませんし、回数もできれば複数回が望ましいのですが、1回だけでも構いません。毎日継続していきましょう。
コメント
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体を柔らかくすることを目的にストレッチをしようと思っていたのですが続けられなくて困っていました。ストレッチに他の目的も足せば続けられるかなと思ったのですが、ストレス解消にも効果的なのですね。
肘やひざのストレッチがストレス解消に効果的とのことで、肘やひざであれば何かしながらでもできそうだし続けられそうです。ストレス解消のためにも習慣づけたいと思います。
はーさんさん
投稿ありがとうございます。
はーさんさんの言われる通り、続けられないとよく聞きます。
私自身も続かなかったのですが、寝起きにその日の気分で、スマホのタイマーを2分から5分に設定してから、実施するやり方にして続いています。ゆっくり呼吸に集中してストレッチしてたら、2分はあっという間に過ぎます。
はーさんさんもいろいろ工夫して、成功したらまた教えてください!!
ストレス解消というよりリラックス目的でストレッチをしてました。
なんとなくリラックスになるだろうと思いやっていましたが、なぜリラックスになると思ってたんだろうとふと疑問に思って調べてました。
「なぜストレッチがストレス解消になるのか」という見出しのところでなんとなくわかった気がします。本後も続けていきます。
たつよさん
投稿ありがとうございます。
このサイトを運営していながら、運動不足な私です。
たつよさんは、ストレッチが習慣化されているようなのでうらやましいです。
メンタルも浮き沈みはあるでしょうが、ココロもカラダも安定した日々を、今後も過ごされることと確信できます。