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自律神経とパフォーマンスの関係
- 2019/11/6
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私たちは生きていく中で自律神経という神経のおかげであまり考えずとも呼吸や内臓が動いてくれます。自律神経のおかげで体の体温調整も何も考えずに行うことができます。
この自律神経を上手にコントロールして血流を良くし、いつもいいコンディションでいたりすることは重要なことだと思います。
自律神経をコントロール
上手に自律神経をコントロールするためには大事なのはストレスをためないことや休養、睡眠食事を適度にとりながら生活を上手にコントロールしていくことです。
自律神経を乱してしまう悪い生活習慣は不規則な生活やストレス中で生活することです。不規則な生活は例えば長時間デスクワークをする。寝るギリギリまでスマホを見ている、食事の時間が不規則、栄養が偏っているなどです。
また感情的なストレスは例えば仕事のストレス、人間関係のストレス、責任感など様々なことがあります。
また45歳から55歳の間は体のホルモンバランスの変化がして昔ほど無理がきかない体になったり肌荒れや体調不良が気になったり、精神的にも不安定になったりします。
自律神経のバランスの状態が悪いと私たちは日常の中でいいパフォーマンスを出すことができません。
また自律神経のバランスが長期にわたり見られているとめまい、肩こり、血行が悪くなる、なんとなく疲れる、頭痛に悩まされる、腸が不調になる、イライラと緊張したり、睡眠不足になったり、更年期症状の症状が出たりします。
このような自律神経の不調を回避するために大事なことは血行の良い体になること、疲れにくい体になること、肩こりや頭痛がないような生活習慣にすること、腸内環境を整えること、よく眠れる生活習慣と体にすること、イライラしない精神的に安定した生活を送ること、メンタルを整えること。そして更年期に差し掛かった人は更年期の期間を上手に過ごせるように工夫をすることが大事だと思います。
そして自律神経を上手に整えるとパフォーマンスも良くなります。
自律神経は血管を広げたり狭めたりする役割があります。血管をコントロールしているのは交感神経です交感神経が優位な状態では血管は緊張をして血流はゆっくりになります。副交感神経が優位になると血管の緊張も減り血流も良くなります。つまり血流も交感神経と副交感神経がバランスよく動けば程よく体の緊張もあり血流も良くなります。
スポーツ選手にとって、良いパフォーマンスをいざという時試合で出せるようにするためにも自律神経の状態が良い事がとても大事です。日頃の練習はうまくいっていても、いざ試合という時に結果が出せなければスポーツ選手にとっては、日頃の練習はもちろん大事かもしれませんが、結果には繋がりません。
またある試合では結果を出せていたのに、次の試合ではあまり成績が良くなければそのスポーツ選手にとってもそれはそれで辛いことかもしれません。
スポーツ選手にとって大事な事は良い練習をし、そして本番でちゃんと絶えず安定的に結果が出せることではないでしょうか。
そうすることでスポーツ選手は満足感を得ることができ練習の中でも生きがいを得ることができるのではないでしょうか。
いざ本番という時に結果を出せないのではスポーツ選手にとってそのスポーツは辛くなるばかりで、もしかしたら生きがいを感じなくなってしまうかもしれません。
それはそれでとても悲しいことだと思います。
だからスポーツ選手にとってはいつも安定的に本番で結果を出すことはとても大事なことだと思います。ではどうしたらいいのでしょうか。
スポーツ選手にとって自律神経の血管の働きがとても大事なのです。
スポーツ選手のパフォーマンスははっきり言って筋肉にいかに酸素が十分送られているかにかかっています。酸素は赤血球のヘモグロビンという物質に結合し血液によってから徐々に隅々まで供給されます。
体の隅々まで酸素が十分行き渡るためには、血管がきちんと機能して拡張や収縮が的的に行われなければ途中で血流が悪くなったりしてうまく行くことができません。
だからスポーツマンにとって、自分の実力に合わせたパフォーマンスを発揮するためには、血管をコントロールする神経の働きを正しく上手に調整することが大事なのです。
自律神経の血管のコントロールがうまくいくと体の隅々まで酸素が行き渡り、選手のパフォーマンスが良くなります。これはスポーツ選手だけに限ったことではなく、舞台などで踊るバレリーナであっても、例えば日本舞踊や歌舞伎の踊り手さん、舞台で演技する役者さんも同じだと思います。
例えば、ゴルフ選手の場合の自律神経を見ていきましょう。ゴルフのパットをする場合、自律神経のバランスが良いとパットが必ず成功するというわけではありません。
落ち着いた状態でパットに臨めるので、成功する確率は高まります。これについて選手は前のホールのパットでのイメージが残っていて、長い距離のパットを成功した場合は次のホールで落ち着いてプレーができるので、短い距離のパットを外してしまうと悪いイメージが残り、パットの際に非常に緊張します。
このようにメンタル面はスポーツ選手にとって大きな影響を与えます。だから自律神経のバランスを整え落ち着いた気持ちで次のプレーに望むことができるとプレーの結果や成績が良い結果になりやすいのでしょう。
ひどい結果になってしまったとしても、気持ちを落ち着かせてその瞬間に意識を向けることで、また気持ちを切り替えることで選手のパフォーマンスは落ちずに済みます。
良い例はプロテニス選手の大坂なおみさんだと思います。彼女はまだプロ選手になりたての頃は負けてしまいそうになると、そのままメンタル的にも崩れてしまい、プレーもどんどん悪くなり、試合に負けてしまうことが多かったのです。
でも最近の彼女はメンタル的にも少し強くなったのでしょうか、負けそうになってしまっても、また自分を立て直すことができて、試合を逆転させて勝つことも多くなってきたと思います。
他にオリンピック選手もメンタルトレーニングをして、自律神経のバランスを整えながらスポーツすることが最近では当たり前になってきたのではないでしょうか。
面白いことに副交感神経が優位なばかりでいい結果が出せると言うことでもないようです。あるプロゴルファーの話ですけどもとても副交感神経が優位なタイプでした大きな試合であまり緊張しないタイプですが緊張しないことが良いパフォーマンスを発揮させない原因になってしまったのです。その選手は「緊張した時に失敗したことがない。逆にリラックスした時には失敗することが多いです と語っています。
このように自分はどの自律神経のタイプかを上手に見極めて、リラックスしながら望むべきなのか、自分追い込みながら望むべきなのかを見極めて本番に臨むと良いと思います。
最近ではアプリで 自分の自律神経を測定できる聴くアプリもありますので、自分がどの自律神経のバランスのタイプなのかを知るのもいいかもしれません。
自律神経のバランスを良くするために私たちは生活の中で血流を良くし、良い状態をキープすることが大事です。
パフォーマンスを良くするためには日ごろからストレッチをしたりして体を柔軟に保つのもいいかもしれません。最近では素晴らしいストレッチの本も販売していますのでそれらを購入してみて参考にしながら是非ストレッチをやってみてください。
記事 メンタルヘルスコンディショナー・クラウディア マーツ
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