泣いて笑って、人生感動の嵐で心と体を元気にしましょう!

今の時代はメンタルヘルスを自分でマネジメントする事はとても大事な事だと思います。
毎日、毎日ストレス三昧の中でがんばっていて、心も体も疲労困憊をしているばかり。

ストレスがあまりにも過酷になってしまうと体に健康被害を与えてしまうほどになります。
実際に数年前に「キラーストレス」というタイトルの特集番組がテレビであったくらいです。

キラーストレスと言う言葉を和訳に直すと、ストレスによって殺される、と言う意味になると思います。

長期間ストレスを感じる事で、交感神経が優位な状態がずっと続くと、交感神経に支配されている血管がきゅっと締め付けられ、狭まってしまい、流れが悪くなります。同時に血管の中を流れているたんぱくが、血管の内壁が傷つけられてしまい、血管の壁にプラークが付いてしまい、傷ついてしまう事もあります。

また交感神経がずっと優位のままになってしまうと、高血圧になってしまうリスクが高まってしまいます。ちなみに高血圧は、「静かな殺し屋」とも呼ばれています。

高血圧になったからと言っても、明日どうにかなるわけでもないですが、やがて様々な病気の原因になってしまう事も多く、このように高血圧は「静かな殺し屋」と呼ばれているのです。

交感神経が優位になってしまう事で、リラックスをさせてくれる副交感神経が活発になる事が出来ず、精神的にもいつも緊張している事になります。

体だけでなく、心も交感神経のストレス状態で不調になってしまうので、非常に怖いですね。

もしずっとストレスを抱えている事で、心と体が不調になってしまうだけでなく、体を壊すリスクもある事を、もっともっとわかっていれば、私たちは普段から気を付け、無理をしないようにするかもしれません。

と言いたい所ですが、たぶん無理をしないように気を付ける人は、あまりいないと思います。

人生を謳歌するために意識する事とは?

ならばストレスによって病気にならないように気を付けよう。と言うよりも「人生を楽しもう!」と言う事をフォーカスして、普段の日常の中に泣き笑いや感動することを意識的に取り入れて、毎日を元気すごしながら、ストレスを減らす事が出来たらとてもいいですよね!

笑ったり泣いたりする事によるストレス緩和の効果は、最近注目されている事です。大坂では、大学と確か吉本興業にて笑いがどれくらい免疫力に効果があるか、笑う事でどれくらい免疫力が上がるかを試す実験が行われているようです。

これはあまり知られていない事実ですが、開国をする前の日本人はよく笑う、明るい国民だったようです。

海外から船に乗ってやってきた船員が、日本人が良く笑う陽気な国民であった事を書き記していたと聞いた事があります。

昔の日本の文化には笑いを楽しむ「落語」や「漫談」などが、庶民に楽しまれてきたことだともいえます。でも今は笑わなくなってしまったのです。

特に成人男性が1週間の間に笑う時間は、確かとても短かった事が調査をして分かったと聞いた事があります。日本経済新聞の雑誌でわざわざ笑いについての特集を組んだくらいです。

それを読んだ真面目なおじさんが眉間にしわをよせて「そうか、笑わなくてはならないか」と真面目な顔をして悩んでいるんだろうと思ったら、私はそれを聞くだけで笑ってしまいました。

笑いは「心のマッサージ」と呼ばれています。私は「笑いは心のドーピング」と呼んでいます。

さらに、笑う事で心も体もハッピーになります。私自身はもともと笑うのが好きな人間です。
でも決して人生笑うようなことばかりではありませんでした。

かなりつらい失恋や裏切りなど、母と祖母が一時期、一緒に病気してしまい、それぞれが別々の病院に入院する、、と言うつらい時期も経験しました。

そのどの時でも笑いによって救われた自分がいます。

テレビなどをつければ面白い番組はやっています。また世の中にはコメディー映画など、必ず笑ってハッピーになれるものがあります。

また、その時はまだ落語はあまり聞いていなかったので、その面白さに触れる事がなかったのですが、つらい時はだいたい笑う事を見たりして、気持ちが救われました。

もちろんたくさん、たくさん泣く事もしました。
自分の気持ちを友人などに聞いてもらったりもしました。

これを感情のカタルシスと言って、「魂の浄化」。心の中にたまっている不安や辛さを言葉や涙にして外に出す事ですが、とても大事です。

誰にも言えず、ずっとストレスを抱えてしまったままでは私たちは壊れてしまいます。自分の中にある辛さを表現することがとても大事だと思います。

人間の凄さはつらい時はとても敏感で、自動的に泣くようにできているのだろうか?という事です。

今これを書いていて思い出しましたが、当時母と祖母が入院していた時、祖母は結局90歳で脳出血から奇跡的に回復したのですが、最後は肺炎で静かに眠るようになくなってしまいました。母も子宮がんから奇跡的に回復をして元気になりましたが、自分自身がしばらく涙もろかった事を覚えています。

精神的に疲れていたのか、テレビでちょうどオリンピックをやっていたのですが、母は元気になったお祝いにドイツにいる姉のところにずっといなかったこともあったので、毎晩オリンピックを見ながら感動のあまり号泣している自分がいました。

泣いた事でとても気持ちが楽になった事を覚えています。

今はもうそんなに涙もろい事はなくなりましたが、当時は疲れていたから仕方ない状態だったのかもしれません。テレビを見ながら感動をして、涙を流す事で「魂のカタルシス」ができたのではないかと思っています。

泣きと笑いを見てきましたが、日々の中で感動をする体験をすることもメンタルヘルスのためにはとても大事な事のようです。

どこか行った事のない非日常を体験する事で心と体をリフレッシュさせることができて、また次の日から頑張ろう!という活力も与えられるのです。

脳がわくわくして、私たちの気持ちもわくわくして、そして感動して。

大人になると笑いもそうですが、マンネリ化してしまうルーティーンが多いのではないでしょうか?

例えば、同じ店に食べに行く、同じ場所を散歩する、同じ友達とばかり出かけるなど。

もちろん知らない場所に行くにはエネルギーがいる事ですし、この知らない所に行ってみる、「非日常を体験する」と言う事がとても大事なのです。

出かけるための旅行やアイディアを考えるだけでも、わくわくする気持ちになりませんか?出かける前の段階からあれこれ考えてどうしようかな・・と考える事もとても楽しくありませんか?

普段からいろいろ旅の雑誌や、サイトを見ては「ここいいな~」とか「いってみたいなあ」と思う気持ちがとても大事のようです。

また出かけた事で得る事ができる「思い出」も、私たちにとってはエネルギーになりませんか?

「ああ、ここに行ってきたなあ」とテレビなどで、かつて行った事がある街を見て旅の思い出をいろいろ思い出すのは楽しくありませんか?

よほどいやな旅でなかった限り、私たちにとっては楽しい旅の思い出じゃないでしょうか?生きていれば、確かに「あいつは金持ちだから毎年ハワイ、おれは近場の温泉だ」とぼやく事もあるかもしれません。

でもぼやくよりも目の前のしあわせ、温泉にいけるのだ!と喜ぶ事でわくわくしますし、温泉の旅を楽しむ。笑いながらみんなでわいわいといけたらいいんじゃないかと思います。夜は温泉宿で見るお笑い番組だってなかなかオツだと思いますよ。

行った先では毎回違うお店に行き、非日常を体験する。
できない事を思うより、やれることから見つけて、自分の日常の中で笑いと泣きと感動をおたくさん取り入れてみてくださいませ。

記事 メンタルヘルスコンディショナー・クラウディア マーツ

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クラウディア マーツ

クラウディア マーツメンタルヘルスコンディショナー・整体師・通訳・翻訳者

投稿者プロフィール

1971年1月22日 東京生まれ、ドイツ人の父親と日本人の母親を持つ日本生まれ、日本育ちの「和独」なドイツ人です。

東京にあるドイツ学園に通った後、高校はドイツの高校に通いました。
宿泊施設などで働いた後1994年より神奈川県逗子市で母親とともに整体院を経営しながら、地元の患者様の心と体を元気にする事を大事に、がんばっております。

現在では整体師と通訳、翻訳者の二足わらじで日々人を元気にする事、日本とドイツの間の架け橋になる事が自分のミッションである事を信じてがんばっています!

あ、もちろん休息、食事、運動、睡眠。このワークライフバランスを大事にしながらがんばっています!

心と体の元気のためにはカラダのケアだけでなく、心のケアも大事だと信じています。そのため、2019年7月からメンタルヘルスコンディショニング講座を受け、メンタルヘルスの大事さへの学びを深めさせていただきました。

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